Galaxy FitからAmazfit Band 5に乗り換えたら意外と不満が多かったレビュー
- 2020.10.16
- ハードウェア
界隈で少し話題になっていたAmazfit Band 5を買ってみたのですが、不満がいくつか出てきたのでそれを書いてみようかなと。
ちなみに、「株式会社アースリボーン」の「ufufu」というショップが正規代理店です。
Amazonのほかに楽天とヤフーショッピングにショップがあります。
開封
箱のミシン目とかを切らずに開けたい派閥の人ですが、どうにもならずカッターで開けました。
そういう仕組みの箱らしいです。まあ未開封の判別は簡単にできていいか。
付属品は説明書とバンド本体、接続ケーブルのみ。まあスマートバンドとしては一般的な感じですね。
メリット
まずは良いところから。
Google Fitとの連携がかんたん
Galaxy Fitでは、「Health Sync」などの外部アプリを経由してGoogle Fitに書き込む必要がありますがAmazfitが使うZeppアプリは直で連携できます。
Health Syncはたまに見てあげないと権限が外れていたり、Syncに失敗していたりする上有料なのでこれは大きなメリットになるかなと。
腕の持ち上げの感度が良い
Galaxy Fitだと結構強めに持ち上げないと起動しなかったのですが、Band 5では感度が良いです。
また感度が2段階で調整できます。私は「敏感」で使っています。
私は常時に設定していますが、夜中の間は無効にできるのもいいと思いました。
接触充電できる
Galaxy Fitはマグネット式のドックについているNFC充電方式なのですが、これが結構曲者でした。
ドックにパチっと止めるだけなのですが、なぜか充電されてないことが多発していました。
あと結構充電速度が遅かったです。
Band 5は30分で50%くらい充電できますが、Galaxy Fitは30分で20%程度しか充電できません。
サードパーティの充電器も開発が難しかったようで結局ひとつも見つけることができませんでした。
これらすべてが解決される接触充電はすばらしい。と言っても後継機のFit2は接触充電らしいですけど。
Alexa使える
日本語対応はまだですが、Band 5の目玉のひとつかなと思います。
外ではあまり使わないかもしれませんが、例えばベッドから「おやすみ」とバンドに話しかけるだけで電気が切れてテレビが消えてっていうのは良さそうです。
スマートホーム化をある程度している人の部屋の場合ですけどね。
ただ結構な頻度でスマホとの通信がうまく行かずに反応しなかったのは微妙な点です。
電池持ちはそこそこ
15日持つとは言いますが。睡眠トラッキングや心拍数の常時監視をつけると1日で15%程度減ります。
同じように使ってGalaxy Fitがだいたい22%くらいだったのですが、心拍数計測の頻度が桁違いなのでワッパは悪そうです。
デメリット
続いてデメリット。
初期アップデートで中華フォントにアップデートされる
お、中華製品にしてはきれいなフォントだなと思ったのはつかの間。
初回ペアリング後のアップデートで見事に中華フォントにアップデートされます。
初期のフォントはこれ
初期アップデート中に中華フォントになります
このあと戻るかと思ったのですが戻りません。日本語通知もこのフォントです。
とにかく細くて見えません。読めない文字を表示されるストレスは半端ではないです。
通知を表示してみましたがこれを読めというのは辛いところがあります。
ウォッチフェイスが見づらい
少しピンぼけしてますが左がBand 5、右がGalaxy Fitです。
情報量としては同じくらい表示されているのですが、Amazfitはウォッチフェイスがどれを選んでも視認性が悪いです。
心拍数計測のリアルタイム計測がリアルタイムじゃない
Galaxy Fitだと「常に」計測するようにするとバンド本体に表示される心拍数は1秒毎ぐらいごとに表示が更新されていました。
Band 5だと頻度を一番上げても1分毎です。
ちゃんと調べればわかったかもしれないですが、これは意外とショックでした。
リアルタイムっていうのかという疑問はあるのですが、ほかのバンドもこんな感じなんでしょうね。
ただ、Galaxy Fitもアプリに記録されるのは1分毎の平均値でそれ以上の頻度ではプロットされないのでそこまで誤差が出るわけではなさそうです。
Google Fitでもプロット頻度は秒毎ではないですし。
腕が細い人はバンドがつらいかも
これはBand 5に限ったことではないのですが…。
腕周り15cmくらいの私の腕で適正ポジション(手首の出っ張りから指1本分体側)につけたとき1番キツイ穴で固定が必要でした。
Galaxy Fitの純正バンドだと2つ目の穴だったので、極端に腕が細い人は注意が必要です。
サードパーティバンドもいくつか試しましたが、緩すぎて使えないバンドがいくつかありました。
バイブが弱め
通知が来たときに鳴るバイブが比較的弱めです。気づかなかったことも何回か。
総評
やっぱり中華ガジェットは中華ガジェットだなという感じでした。
Galaxy Fit2が出たらそっちを買い直してGalaxy信者になります。
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