Lenovo Tab6(A101LV)のWidevineのバージョンがL3に下がるバグで修理に出した
- 2023.09.20
- ハードウェア
少し前から気になっていたWidevineのバージョンがL3に落ちてバグがどうしても治らなかったので修理に出しましたって話です。
症状
どうもトリガーはソフトウェアアップデートっぽくて、2023年2月配信のソフトウェアアップデートを適用すると一部の端末でWidevineのバージョンがL1からL3に下がるという不具合が発生するようです。
5chを見ていると一部端末でのみ発生(ロットによるのかな?)するようで全端末で発生しないというのが厄介ポイントです。
Widevineというのは著作権保護用のモジュールで、これがL3に下がるとNetflixやAmazon Prime VideoがSD画質でしか再生できないなどの不都合が発生します。
Xiaomiのタブレットなどでも発生しており、この時はGoogleの認証を通しなおすと治るとかいう方法が出回っていたことがあります。
とりあえずオールリセットしたが改善せず
利用者側でオールリセットしかすることもないのでオールリセットをしてみましたが改善しません。
5chなどでも記載されている通りでしたので、そのあたり期待はしていなかったのですが…。
ショップに持っていくにしても集荷に来てもらうにしても猛暑の中で対応とか外出は嫌なので9月まで寝かして修理に出すことにしました。
2週間で修理
9月4日にオンラインで修理発注、5日に集荷、6日にソフトバンクに着荷でした。
その後、9日にソフトバンクから電話で修理内容の詳しい聞き取り、19日に出荷、20日に自宅に到着となりました。
2週間半ほどの修理でした。
オンライン修理でお願いしていたので、オンラインフォームでは「その他機能・動作関連不良、毎回」で発注。
聞き取りでは「NetflixやAmazon Prime VideoでHD画質の動画が再生できない」「診断でセキュリティモジュールのバージョンが下がっている」ということを伝えました。
ソフトバンク公式としてプリインストールされているNetflixアプリが使えないという点を突っ込めばいいかと。(今回はそこまで突っ込む必要がなかったですが。)
「Widevine」とは言ってないのですが、電話窓口の方に伝わりそうなら申し送りとして伝えておいたほうがいいかもしれません。
基盤交換
帰ってきた端末の修理レポートの一部です。
「セキュリティレベル」と「L3」という表現からしてWidevineのモジュール不具合であることは伝わっていたようです。
結局基盤の不良のようで、基盤交換となりました。IMEI番号も変わっています。
本当に基板についているハードウェアのせいなのか、ソフトウェアの不具合だったけど面倒だったから基板を交換したのかわかりませんが、基板交換で治る不具合ではあるようです。
「今回に限り無料」という表現に少し引っかかりを感じますが、治ってよかった。
ちゃんとL1に戻っていました。
悪あがきでROM焼きなどをする前に修理に出してみるほうがいいかもしれません。
特に私のように一括1円で買った人は保証期限が12月前半までになっているかと思いますので、おはやめに。
-
前の記事
Amatsukazeのエンコード時に映像以外のデータを元TSからコピーする(tsreplace処理)バッチ 2023.07.31
-
次の記事
レコーダーメーカーと変換ビットレートの表 2023.10.16