ノートパソコンのWi-FiモジュールをAC8265からIntel AX200に変えて高速化

ノートパソコンのWi-FiモジュールをAC8265からIntel AX200に変えて高速化

前回TP-LinkのAX50を購入したことは書きましたが、クライアント側の機器はすべてac止まりでした。
今回はヤフオク!のクーポンがあったのでそれを使ってAX200を購入しましたので速度測定レポートを。

「インテル Intel Wi-Fi 6 AX200 AX200NGW Wi-Fi 6 802.11ax + Bluetooth 5.0 M.2/NGFF ワイヤレスカード」をAmazon.co.jpで検索

届いた

ゆうパケットで届けてもらいました。
付属品はネジと本体のみ。Amazon出品用のシールも貼ってあったのでAmazonで売っているものと同等品なんだと思います。

ノートパソコンに取り付ける

だいたい保守用のマニュアルを見るかネットを見るかすれば分解の仕方が出てくると思います。

dynabook V72シリーズでは裏蓋のネジをすべて取るだけでアクセスできるようになっていました。
裏蓋を外したあと、バッテリーのケーブルを忘れずに抜きます。

その後、ネジ止めされている既存のボードから取り替えるだけでおしまいです。
アンテナケーブルが抜けないようにしっかり差し込みます。

ドライバいらずでリンク

Windows10の標準ドライバが入っていたのか、プラグアンドプレイで認識しドライバの導入は必要ありませんでした。
ちなみにはじめてWi-Fi 6(ax)のルーターに接続すると、ポップアップが出るようです。ちょっとうれしかったです。

はやくなった

速度測定を行ってみます。
WAN側がクソ遅回線なので、LAN内のデータ転送でみてみます。
測定位置は1階に親機、2階に子機で10mほどの距離が開いています。

まずは以前のボード(AC8265)の様子から。

2×2 MIMOに対応しているものの、160MHzに対応していないので結構遅いです。

次にAX200をacでリンクしたとき。

同じ2×2 MIMOでアンテナケーブルも同じ数ですが、こちらは160MHzにも対応しているため、ほぼ倍の速度が出ます。
axルーターがなくても160MHz対応ルーターでしたらacでも効果が出ます。

最後にAX200をax(5Ghz)でリンクしたとき。

acのときの1.5倍程度の速度が出ています。
ただ、安定感は微妙でグラフを見てもらうと分かる通り200~350Mbpsをウロウロ。
膝の上でやっていたので、微妙な角度で結構速度が変わる感じです。

ただ、角度が悪くても速度がac以下になるということはないので良さそうです。

コスパいい

Amazonで買ってもヤフオク!で買ってもだいたい2000円くらいでクーポンなどを使えば結構安く手に入れられます。
対応環境ならアップグレードしておくほうが良いと思います。