Android TV、FireTV いろいろ買ったのでまとめてひとことレビュー
何個もストリーミングデバイスを買っては売ってをやったのでそのまとめです。
機器ごとに違うCEC操作や独特な使い勝手、リモコンの使い勝手を中心に書いています。
上から順番におすすめです。
NVIDIA SHIELD TV
(画像は旧型のホーム画面。)
いきなり入手難易度高いやつ。
尖った挙動もなくスペックも高く、アップデートも頻繁に来るといたれりつくせり。
ホーム画面もプレーンのAndroid TVでアプコン機能も充実。
国内正規ルートがないので入手難易度が高いのとちょっとお値段張るのが難点。
Chromecast with Google TV
Android TVベースのGoogle TVを搭載したGoogle純正のスティック型端末。
ホーム画面はプレーンAndroid TVと違い広告がドデカく出るやつ。
ただ、広告がAmazon Primeに限定されるわけではなくABEMAとかも出てくるので広告としてレコメンドしてくる。
広告部分は消せないが、「あなたへのおすすめ」部分はレコメンド削除で消える。
PCMメインにドルビー系を搭載+AACにも対応という便利なやつ。
HDRはHDR10のみ対応だが、YoutubeのHLGを扱えないというわけではなくHDR10に変換してPQとして出力できる。
もちろんHDR10は正常にメタ情報転送してくれる。
常時HDR出力とSDR・HDRをコンテンツと連動させる設定有り。
リモコンは赤外線とBluetoothのハイブリット型でテレビ操作はCECか赤外線か選択可能。
赤外線プリセットもやたら多くて良さげ。
リモコン側に一時停止ボタンがついてればもっと良かった。
Android TVベースなのでYoutubeアプリで音声検索できる。
他のAndroid TVとは違いGoogleアシスタントボタンはFireTV Stickと同じ長押ししながら言うタイプ。
対応サイトも多くHLG部分対応の部分だけが欠点な感じ。(とは言え変換でそこまでルックも変わらないので別にいいんじゃないか説もある。)
ピクセラ PIX-SMB400
ピクセラの4Kチューナー。ホーム画面はほぼプレーンで使いやすい。
初期状態ではドルビーデジタル(ドルビーデジタルプラス)のサラウンド固定出力。
なので、AVアンプを使っている環境だと相性が悪い。
また、ボリューム調整を本体で行うタイプ(マスターボリュームを持っているタイプ)なので本機のリモコンのみで操作するにはやや難点が残る。
マスターボリュームがある関係でテレビ・AVアンプの音量設定との相性が悪い。あとCECでも音量操作データを飛ばすので内蔵ミキサーとテレビが同時に音量を変える謎挙動あり。
HDR自体には対応しているが、あとデコーダの関係でYoutubeのHDR動画が出力できないというのも難点。
その他は挙動もよく、CEC動作もやりやすい。番組表ボタンを押すとテレビの番組表になる(ABEMAなどは出ないほうの番組表)。
Amazon FireTV Stick 4K
レスポンスもよく非常に使いやすい。
Alexaとの連携もいいのだが、Youtubeアプリをメインに使う人だと音声入力が使いづらいかも。
細かく言うとYoutubeアプリを開いた状態でマイクボタンを押してキーワードを言うとAlexaがYoutubeで検索してくれる。
が、Alexaの動作が優先されてしまい検索できないキーワードもある(天気予報など)。
CEC動作は尖った点なし。ホーム画面に広告や過去に使ったアプリなどが出てゴチャゴチャしがち。
リモコン動作は赤外線とのハイブリット型で使いやすい。
初期状態だとドルビーデジタルメインになるのでAVアンプとの相性は微妙。
チャンネルの割り振りを行わないので、5,1ch出力なのにフロント2chしか鳴らないという意味不明な挙動あり。
Panasonic TU-BUHD100
ピクセラのOEMなのでほぼ同じ状態だが、細かい点が異なる。
まず、Wi-Fi非対応。そして、CEC操作でホーム画面を押すとテレビ画面に戻るようにプリセットされている。
なので、テレビのリモコンのみでAndroid TVのホーム画面に戻る手段がない。
HDR出力のオンオフだけでなく、HDR10とHLGを選べるのが良い。
ドコモ(Huawei) テレビターミナル TT01
動作は良し。だが、CEC連携やHDRまわりの制御が微妙。
まず、サードパーティアプリで動画を再生すると動画がSDRかHDRかに関わらず強制的にHDR10出力になる。
メタ情報を見る限りYoutubeのHDR動画がちゃんと出力されている形跡がない。(HDR動画を再生しても輝度メタ情報がなぜか固定になっている)
CEC連携では矢印ボタンと戻るのみが使え、ホーム画面に戻ることも一時停止ボタンを使うこともできない。
ホーム画面の一番上はかならずドコモの広告かドコモアプリの欄になるようになっている。
付属リモコンの使い勝手が良いだけにCECとHDRが非常に残念。
CCC AirStick 4K
niconicoが使えたので買ったけど、niconico側からサポート切られたので普通のAndroid TV Stickに。
発熱が多くクソ熱くなる、Wi-FiとBluetooth(リモコン含め)のつかみがめちゃくちゃ悪い。
見通し3mぐらいで接続が不安定になるので、テレビの裏とかに突っ込むととにかく切断が多発する。
あとリモコンが充電式でスタンバイ電力が結構高いようで気づいたら電池が切れてることが多い。
JoyStick Editionでは改善されてるかもだけどそこはわからん。
番外編:J:COM(住友電気工業) J:COM LINK(XA401)
知り合いに少し触っているのを見せてもらっただけだけど、2K放送ではAACパススルーができたりCECもまんべんなく機能が使えたりと一番お行儀が良かった。
リモコンもちょっとかさばるものの押しやすく使いやすいらしい。HDR出力周りだけがちょっと残念だ(常時HDRで出すようになってしまう)とか。
変わったところではケーブルテレビのSTBなのでリモコンが赤外線でも動かせるというメリット(学習リモコンが使える)もある。
入手が難しいのが残念。単体販売してくれ~。
たぶんJ:COM以外だとKDDIの「ケーブルプラスSTB-2」として提供されているものが近いものになっているはず。
さいごに
Amazonといいドコモといい自社でプラットフォームを持っているところの出すデバイスはどうしようもない位置に広告や
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