アイマス用キングブレード「キングブレード one 1R」をミックスペンラ、大閃光ブレード100と比較レビュー
- 2019.04.29
- ハードウェア
アイマスライブに必須とも言える多色式ボタン電池ペンライトにキングブレードシリーズから新作が発表されました。
今までミックスペンラ、大閃光ブレード100と増えてきたペンライトを比べながらアイマスライブにいいのはどれかというのを考えていきます。
大閃光ブレード100のレビュー記事の方も目を通してもらえると嬉しいです。
価格はいまのところ微妙
キングブレードの現在の価格は以下の通りです。
まだまだ価格が下がりきっていないですが、ミックスペンラと比べると少しお高め。
大閃光ブレード100は定価時点でミックスペンラより安く、時期によっては実売で1100円を切っていることも結構あります。
ただし、大閃光ブレードとキングブレードにはキャリングケースが付属しないため必要な方は別途準備が必要になります。
コスパで選ぶならキングブレードは今のところはナシです。
サイズと持ちやすさ
ペンライト3本のうち真ん中がキングブレードです。
カタチは大閃光ブレードに近いような感じになっています。
1本持ちのとき一番持ちやすいのは大閃光ブレード。
その次にキングブレード、ミックスペンラと続きます。
キングブレードは少し細くて持ちづらかったです。
複数持ちの場合は、大閃光ブレードは指が痛いです。
キングブレード、ミックスペンラはどちらも指の間に挟んでも大丈夫そうな感じでした。
チューブについて
ミックスペンラは先端まで光るチューブ、大閃光ブレードは先端が光らず金加工されたものになっています。
キングブレードは先端が金加工で王冠の形が透過されており透けるようになっています。
ちなみにキングブレードには、大閃光ブレードのチューブがつけれました。
なので、ルミエース2オメガ用のチューブをつけると先端まで光るようになると思います。
まあ飛んだりしても危険なので非推奨ですが。
逆(キングブレードのチューブを大閃光ブレードにつけるの)はネジが回らず不可能でした。
操作について
UIとしては左ボタン、右ボタン、Hot Button(あとで説明します)の3つのボタンです。
右ボタンはザラザラしており、暗闇でも判別ができるようにはなっています。
メモリー機能もあります。色ロック機能はありません。
メモリー機能はA(Red)とB(Blue)の2種類あり、デフォルト(全色)モード・Aモード・Bモードを起動前に選択しておきます。
ミックスペンラには、メモリーモードから全色モードに移動するショートカットがあるのですが、キングブレードにはありません。
なので、メモリー外の色を急に出したくなってもちょっと難しいかもです。
操作のシンプルさで言うと、大閃光ブレードが1番使いやすいです。
ミックスペンラは色が多い上にロック機能があって初見だとちょっと迷うかも。
キングブレードは全色モードでもメモリーモードでもそれなりに使いやすいです。
ただし、急に全色モードにはできないので、事前のプログラミングをしっかりしておく必要が…。
Hot Button(担当ショートカット機能)
Hot Buttonというボタンが後ろについています。
自分は担当ショートカット機能と呼んでいるのですが、どの色からでもワンプッシュで指定の色に行ける機能です。
全体曲やユニット曲で1本持ちだと担当の色を振ると思うのですが、その色をプリセットしておけば曲が来た瞬間に担当の色に切り替えができます。
切り替え時間で差をつけろ。
電池交換について
大閃光ブレードやミックスペンラはLR44電池6個を1個1個詰めないといけない仕様です。
キングブレードだと、バッテリーユニットというパーツに電池を詰めておき、ユニットごと取り替えることで簡単にライブ中でも電池交換ができます。
サイズはほぼ単3電池と同じで、単3用の電池ケースなども使えると思います。
持ち運びも安全に行きましょう。
使用電池は他のペンライトと同じくLR44を6個です。
公式の電池持ちは、キングブレードとミックスペンラが同じくらい(4~8時間)で大閃光ブレードが3~6時間になっています。
普通に1公演まるまる持つくらいだと思っておけば良さそうです。
発色について
LEDの仕様はミックスペンラとキングブレードがRGBWY(レッド・グリーン・ブルー・ホワイト・イエロー)で、大閃光ブレードがRGBW(レッド・グリーン・ブルー・ホワイト)になります。
キングブレードは選べる色数こそ少ないですが、しっかりとしたキレイな発色で基本色が出ます。
特に大閃光ブレードはイエローLEDがないため、イエローがオレンジに寄ったような色になるのですが、キングブレードだとしっかりとイエローっぽいイエローが出ます。
まあ色の感じ方には個人差がありますが…。
こちらの写真はミックスペンラ(左)と大閃光ブレード(右)です。
写真の技術がないので、少し汚く見えるのですが左のミックスペンラは鮮やかな黄色です。
これと同じような発色をキングブレードも出せます。
どのペンライトを買えば良いのか
前回のまとめでも書いたのですがそれぞれ書いていきます。
まずキングブレードはプリセットを作るプログラミングめんどくさい勢向けです。
あとは買うときにライブ初心者でこれから何回もライブを見に行くよっていう人用。
そこそこな価格ですが、ミックスペンラと比べ操作が簡単、推し(担当アイドル)の色はすばやく出せる、持ちやすさはそこそこ、必須色はカバーしているところなどなどを評価しました。
発色もキレイで上級者まで使えると思います。
プリセット機能もあるのですが、なにぶん「全色モードにすぐ移動できない」のが引っかかります。
なのでプリセット機能を使わない僕みたいな面倒くさがりにはいいです。
担当アイドルの色だけはHot Buttonにプリセットしておきましょう。
今のところ、はじめの1本には1番おすすめしたいです。
ミックスペンラはとにかくいろいろな色を出したい人向け。
全色モードで使うと似たような色が多すぎてカチカチ何回も押す羽目になります。
プログラミングをしっかりする人なら良いんじゃないですかね。
急に色を出したくなっても「すぐに全色モードに移動できる」のはいいところ。
ただし7月下旬発売予定のBluetoothでのカラープログラミングに対応したキングブレード one 1RBには勝てないかもしれません。
大閃光ブレード100は1本持ちのライト層向け。
とにかく安い。操作簡単。1本持ちだと1番しっくり来るグリップ感。
ペンライトがどんなものか持ってみたい人はいいかもしれません。
ただし発色と電池持ちが微妙なので、何回も使うなら他のペンライトにステップアップしていきたくなると思います。
はじめの1本は、持ちやすさと値段をとるか発色をとるかと言ったところでしょうか。
いまのところ色数以外にミックスペンラにアドバンテージがなくなって来ており、その利点もカラープログラミングをスマホでできちゃう魔法のペンライトが出ると危ういなあと。
そろそろ新製品出るんですかね。
個人的にはこれからのアイマスライブのペンライトは、キングブレードのBluetoothなしが初心者、Bluetoothありが上級者が持つペンライトになりそうな気がします。
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