KJ-32W730Cの基盤交換を自分でした
- 2019.04.20
- ハードウェア
すっかり趣味になった感じのする32型フルHDテレビ収集。
液晶割れしたテレビと基盤故障したらしきテレビを拾って自分で基盤交換してみました。
乙倉ちゃんかわいい。
症状
所持してる同モデルは2台あり、1台は単純に液晶割れ(一部正常表示できるもの)です。
もう1台は液晶表示はしないものの目立った外傷はなく音声出力やイルミネーションLEDは通常と同じように動作するものでした。
フリマアプリで買ったため現物が届くまで確認できなかったのですが、裏面に普通なら漏れる液晶バックライトも点灯していなかったです。
液晶は無事だろうし、基盤故障かなと思って衝動買い。
分解
あらかじめACアダプタを外し、マニュアルに沿ってスタンドも取り外しておきます。
柔らかい毛布の上に置いて作業すると良さげです。
ぼくは面倒だったので畳の上に直置きしました。こんなことして液晶割れても困るので、毛布敷くほうがいいです。
特に特殊なネジなどは使用されていないので、プラスドライバーで背面のプラスネジ(赤丸部分)を外していきます。
厚くなっている部分以外(上半分)のネジは外す必要はありません。
特にツメなどで止まっている部分はないので、上に引っ張ればカパッときれいに外れます。
開くとこんな感じ。
メイン基板、電源基板、スイッチパネル、スピーカーL、スピーカーR、イルミネーションLED・リモコン受光部の6パーツが液晶パネル裏側のフレームにくっついてる感じです。
随分単純な基盤だなあと思います。
まずは電源基板を取り外してみました。
ここから電源系統は完全に2分岐しており、上の方のコネクタから液晶パネルのほうに、右側のコネクタからメイン基板にケーブルが伸びています。
これを交換してみたところ、見事に液晶パネルが動きました。やったぜ。
メイン基板は生きていると思われる(イルミネーションLEDや音声がちゃんと動いていたので)のですが、設定をし直すのが面倒。
ということでついでなので、メイン基板も移植。
刻印されたX-Reality PROの文字がキレイでした。
メイン基板を止めているフレームが5箇所のネジでとめられているので、フレームと4箇所つながっているケーブルを慎重に外して自由の身になります。
ちなみにコネクタは右上白いコネクタが電源基板、その左のフラットケーブルが液晶制御。
右下の白いコネクタは右からスピーカー(赤白2セット)、イルミネーションLED・赤外線受光部などとなっています。
フラットケーブルは、ストッパーなしのタイプだったのでプラ板ごと力ずくで抜きました。
その他のコネクタはコネクタ側にストッパーがついているので、車用の内装剥がしをストッパーに差し込んで引き抜きました。
あとは元通りネジ止めして完成。
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