VP9 WEBM 1080pのYouTube動画を無劣化保存する。
動画を無劣化保存する機会があったのでメモがてら残しておきます。
本当はもっと効率がいいプラグインとかソフトがあるはずだけど、1本だけだったので面倒な方法を使いました…。
使ったもの
Firefox・Chrome用プラグインの「Video Download Helper」とMUX用の「MKVToolNix」を使いました。
音声と動画が別で落ちてくるので、お好みのMUXerを使ってください。FFMPEGなんかでも大丈夫です。
なので音声のみ取り出す場合は、MKVToolNixは不要です。
ダウンロードする
Youtubeの元ソースを落としていきます。
まずは画質が1080pとなっていることを確認します。
「Video Download Helper」の画面を開き、該当動画のプラグインの「→」をクリックします。
この時、複数落ちている場合がありますので、解像度を確認しましょう。
「ADP 1920×1080 WEBM」となっているものを使います。
開いたページのなかで、「Audio URL」欄のURLを選択して右クリックします。
右クリックメニューの「名前をつけてリンク先を保存」をクリックします。
同様にページ下部にある「VideoURL」欄もURLを選択して右クリック、保存しておきます。
音声のみ欲しい人は不要です。
MUX(音声と動画をくっつける作業)をする
このままだと音声と動画が別ファイルになっていて無音でしか見れないので、音声と同じファイルに入れる作業=Muxを行います。
無劣化の音声が欲しいだけの人はこの作業をしなくても、Audio側のWebMをダブルクリックすればWMPとかで再生できるはずです。
mkvtoolnixの「mkvtoolnix-gui.exe」を起動します。
ウィンドウ下にある「Destination file」に出力先を入力します。
「Start multiplexing」ボタンをクリックで出力開始です。
エンコードを行わないのですぐにできると思いますが、「ジョブの出力」タブで進捗を確認できます。
できあがったMKVファイルをダブルクリックすると音声のついた動画ができています。
ファイルについて
ちょっとした落書きです。わからない人は読まなくて大丈夫です。
ChromeやFirefoxで初期で落ちてくる動画は基本的にWebMコンテナに入れられたVP9とOpusのものです。
各自お持ちであろうマイレシピでエンコードは勝手にしてもらえればいいんですけど、IntelやNVIDIAのGPUでは再生支援も効くしH265相当の容量の小ささだし特に意味はないかと。
ただAMD Radeon下では未だにHWデコードが微妙なんですよね。
そこまで気になるほどCPUはね上がるPCにRadeon積んでることはないんでしょうけど、APUの場合は悲惨かもです。
まあ、Web版見れれば再生負荷には耐えれるはずなので特に問題はないですよね。
AACがいいよ~って人は、Craving Explorerとかで無劣化で落としたのをDemuxするとAACが落ちてきますよ。
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