楽ナビ・サイバーナビと彩速ナビのどっちが良かったかのメモ

楽ナビ・サイバーナビと彩速ナビのどっちが良かったかのメモ

結局どっちがいいの

  • デジタル地図ビューワーとして使う:彩速ナビ
  • 音楽プレイヤーとして使う:彩速ナビ
  • ルートからはずれない案内:彩速ナビ
  • わかりやすい様々なアプローチの音声案内:楽ナビ
  • テレビを見る:サイバーナビ・楽ナビ
  • 地図更新して長く使う:楽ナビ・サイバーナビ
  • 誰でも使える、かんたんに使える:楽ナビ

UIについて

UIは全体的にケンウッドのほうが洗練されているように感じます。
ただ、AVソース切り替えの使いやすさなどはパイオニアのほうが使いやすいと思いますので一長一短です。

彩速ナビは基本UIにクセあり

パイオニアナビではAVソース切り替えは基本的にAVキーを1回または2回押すとソース切り替え画面に行きます。
またトップメニューの左半分やそこから左にスワイプした画面でソース選択ができます。
目的地設定もトップメニューから右半分に表示されますのでここからすぐに設定できます。

彩速ナビではAVボタンが独立して存在せず、世代によってAV/MAP切り替えボタンであったりそもそもなかったりします。
ソース切り替えは昔のモデルですと右上の画面端からスワイプするとソース一覧が出るなどありましたが、今はトップメニューから入るかたちになっています。

下位モデルには「MENU」ボタンがありワンタップでトップメニューに入れるのですが、上位モデルではタッチパネルの右下にある「メニュー」をタッチすることでトップメニューに入ります。
「HOME」ボタンは世代によって機能が異なり、昔はHOMEボタンからトップメニューに入れたのですが、今はHOME画面(いわゆるAV・地図の同時表示)になります。

同じボタン名でもモデルや世代によって微妙に操作が違い、ちょくちょくナビを変える人やレンタカーなどで慣れないのが難点です。
おおむねクセが分かればなんとなく操作はしやすいと思います。間違えたとしてもナビ自体のレスポンスがいいのでやり直しにストレスも少ないですし。

地図を見るなら彩速ナビ

地図スクロールの速さは「彩速」の速の部分になっているように他社の追随を許さないと言っていいほど快適です。
さすがにハイエンドのスマートフォンほどの速さはありませんが、ローエンドのスマートフォンよりはスワイプやピンチなどの反応が良いです。
持っている楽ナビもピンチイン・ピンチアウトやスワイプ操作に対応しているのですが、あまりの遅さに目的の場所や縮尺になかなかたどり着けないので殆ど使わない機能となっています。

一方、楽ナビ・サイバーナビの利点としてジャンルアイコンの収録数が多いという点があげられるかと思います。
全国主要のスーパーマーケットチェーン(イオン・ゆめタウンなど)やドラッグストアチェーン(ウエルシア・コスモス)などがロゴアイコンで表示されるのはパイオニアナビのみとなっています。
ただ彩速ナビでもガソリンスタンド(エネオス・JA-SSなど)やコンビニエンスストア(セブン-イレブン・ローソンなど)のロゴ表示はできますし、デフォルトのアイコンがモダンになっているのは実は彩速ナビのほうです。

渋滞にハマりそうなときにサッとスワイプして並行する道路を調べたり、抜け道を見たりというのは彩速ナビから楽ナビに変えた私としてはかなりストレスになっています。

地味に大事な縮尺の細かさ

彩速ナビでは1m単位で縮尺の変更ができます。
楽ナビの場合、100m縮尺では縮小しすぎ・50m縮尺では拡大しすぎといったことがありましたが彩速ナビではこのようなことが起こりません。

彩速ナビは300mスケールで2車線以上の道路はほぼ全て、100mスケールで簡易的な市街地図(商業施設や学校などの比較的大きな建物のみ建物の輪郭が表示)、50mスケールで民家なども含めた大まかな市街地図、25mスケールで完全な市街地図となります。
この100mスケールの簡易市街地図というのが彩速ナビ時代に結構便利でメインで使っていました。

一方、パイオニアナビは100mスケールで標準地図、そこから一気に飛んで50mスケールで市街地図という結構な飛び方をします。
100mスケールでは細かい道なども省略されており結構見づらいと思います。

自分にあった縮尺にしやすいという点で彩速ナビのほうが使いやすいと思います。
また、市街地図が広域ぎみのスケールから表示できるので地図ビューワーとしては彩速ナビのほうが上と言えるかと思います。

同じ地点を「楽ナビ市街地図広域(50mスケール)」「楽ナビ通常地図詳細(100mスケール)」「彩速ナビ市街地図広域(100mスケール)」で並べています。
どうでしょうか?

地図色について

地図色は各社工夫していると思いますが、個人的にパイオニアナビは一番マイナーな道路である「その他道路」の灰色が少し薄すぎて見づらいなと思うことがあります。

AVと地図の同時表示

彩速ナビでは世代によって異なりますが、HOME画面または左下に子画面での表示などができます。
ウィンドウサイズも大中小または大小と選択ができ、各種案内画面(ハイウェイモードを除く)はポップアップウィンドウとして処理されているので、AV画面の上に重なって表示されます。(信号待ち中にAV画面を見たいなど邪魔なときはタップすると消すことができます。)

楽ナビではAVサイドビューとしてAV画面と地図画面のニ画面表示をすることができます。
地図機能が大幅に制限され「信号機名・レーン表示」「渋滞情報キー」が表示されなくなり、方面看板の割り込みが強制的にオフになります。
意外な落とし穴としてはAVサイドビューでテレビを見ている場合、テレビの字幕放送を表示することができません。(彩速ナビでも昔のモデルでは最近のHOME画面になったモデルでは字幕放送の表示ができないようです。)
助手席の方が案内音声の間も字幕を見ているなどということはできないのでご注意ください。

サイバーナビでは世代にもよりますが、最新モデルはインフォガジェットとして左側にAV画面を表示でき、幅の調整もできます。

住所表示は彩速ナビのほうが便利

彩速ナビではHOME画面、MAP画面など地図が表示されている画面では常に最下部に「◯◯県◯◯市◯◯」と字まで表示されます。
また郡部では「◯◯県◯◯町(◯◯郡)◯◯」と何郡かまで表示されます。

一方、楽ナビでは詳細市街地図を表示している場合のみ「◯◯市 ◯◯」などの表示になりそれ以外のエリアでは「◯◯県 ◯◯市」と表示されます。
詳細市街地図がエリアカバー率が100%ではないため、市街地でない場合はそもそも字を表示できないエリアがあります。
また、彩速ナビと比べ郡の表示も省略されており「◯◯県 ◯◯町」または「◯◯町 ◯◯」などの表示となります。
そしてステータスバーはいくつか情報(楽曲名や住所表示、座標など)から一つしか表示できないため、楽曲名を表示しておくとそもそも表示すらできません。

彩速ナビだと市街地図で住所の字ごとに隣接する字と違う背景色になる色分けがされ機能もあります。

ルート案内について

ルート案内のわかりやすさなどは基本的にパイオニアのほうが上だと思います。
ただ、とある条件でルート案内自体をしなかったり誤解を招く音声案内を行うので同じルートを取ったときのルートトレースしやすさで言えばケンウッドのほうが少し上かなと思います。

一般道での走行レーン案内の概念が違う

まずパイオニアナビでは走行レーンを案内するというよりは右左折専用レーン案内というほうが正しいと思います。
案内音声を聞くとわかるのですが、「およそ300m先、右折専用、および左折専用レーンがあります。」などと案内します。
あくまで右左折専用レーンを案内する機能であって、複数ある直進レーンのうち右レーンにいないといけないという場合などに案内は流れません。
ただし、地図データにはデータとして存在しているので画面上のレーン表示では左折レーンを通るように表示されている場合もあります。

一方、彩速ナビでルート設定している場合は直進レーン2レーンのうち右レーンのみ正解のルートの場合、「この先、走行する車線にご注意ください。右へお寄りください。」などと音声案内します。

写真のような場合、彩速ナビのみが音声案内を行いカロッツェリアでは無言でスルーします。
レーン情報がある場合、無音でレーン情報は画面に表示されます。

パイオニアのみにある側道という概念

パイオニアは道路データに「本線」「側道」という概念を持っています。
そして基本的に本線を走り続ける限りは分岐案内を行いません。

ただ、これが結構厄介で片側2レーンの道路で右レーンにいないと本線を走り続けられない場合があります。
ただ案内条件が「本線からはずれる場合」なのでこの場合でも案内はありません。
加えて先程の右左折専用レーンがある場合のみ走行レーン案内を行う仕様と合わせて気づいたら側道側に入っており
ちゃんと見ておけというのはそうなんですが、より間違えないように案内してほしいとは思います。

左レーンが側道扱い、右レーンが本線扱いとなっておりパイオニアナビでは案内音声は一切ありません。
右左折専用レーンがあるわけでもないのでレーン案内も画面表示以外ありません。

その他のカロッツェリアの案内放棄

パイオニアでは同じ国道番号の道が左折または右折して続く場合、直進扱いとして案内しないことがあります。
地図データは同じはずなので、メーカーのチューニングの具合だと思いますが不親切と言わざるを得ません。

このようにいろいろと条件が重なると「左折レーンにいないといけないのに左折レーンを避けるような案内をする」という摩訶不思議なことが発生します。

彩速ナビだと同じ交差点の同じレーンを通るルートでもちゃんと案内してくれました。

他にも、おおよそ右左折などの案内の800mくらい前になると案内場所より手前にレーン案内や方面看板データがある場合でも表示しなくなります。
彩速ナビだと方面看板、レーン案内が示している交差点にアイコンが表示され一番直近の交差点の走るべきレーンなどを表示してくれますが、パイオニアナビでは右左折する交差点の情報に固定となってしまいます。

案内さえしてくれれば基本的にパイオニアのほうがわかりやすい

いろいろ言いましたが、パイオニアの案内への工夫はすばらしく、周辺施設や最近では信号機カウントなどさまざまなアプローチで案内してきます。

彩速ナビ パイオニア パイオニア別パターン
700m前 およそ700m先、「交差点名」右方向「方面看板」方面です。 およそ700m先、右方向「方面看板」方面です。(右折レーンがあります。
300m前 およそ300m先、「交差点名」右方向「方面看板」方面です。(その先、左方向です。) およそ300m先、「交差点名」右方向です。 続いて、「交差点名」右方向です。
100m程度前 まもなく右方向です。(その先、左方向です。) まもなく「交差点名」右方向です。(その先、◯mで左方向です。) まもなく右方向です。「チェーン店名」が目印です。
直前 効果音:テンテン♪ (この信号を)左です。

個人的に優れているところは太字にしてみました。
データとして持っている情報はとにかく多く伝えてほしい人なので、直前で交差点名を読み上げなくなる彩速ナビの仕様や700m前では交差点名を読み上げない仕様にはちょっと疑問があります。
できれば全案内で交差点名・方面看板のセットで案内してほしいと思いますし、長ったらしくて無理だとしても交差点名または方面看板のどちらかしかない交差点では持っているデータの方の情報を代替して読み上げてほしいと思います。

最近では楽ナビに信号機カウント案内などもあり、不慣れな方にはそちらもいいかもしれません。
もっとも方面看板標識や信号機名、道路ペイントで確認している私にとってはとにかく交差点名を多く読み上げる、方面看板情報を毎回言うなどのほうがありがたいですが。

音声合成と声優による読み上げ

現行モデルでは楽ナビのみ、人間(声優)による読み上げを採用しています。
新しい地名や交差点など一部音声合成風のデータになっていますが、手動でのチューニングが入っており完全な音声合成よりは聞き取りやすいです。

サイバーナビ・彩速ナビでは完全に音声合成による読み上げとなっています。
聞き取りやすいと思うのは彩速ナビの音声合成で舌足らず感や地名読み上げのチューニングが不足しているという点はありますが、システム音声や共通の音声部分などはしっかりとチューニングされており思っているほど違和感はないです。
一方、サイバーナビはヤフーカーナビなどと同じものだと思われ、システム音声を含めかなりイントネーションに違和感を感じる部分があります。

パイオニアのナビアプリ「COCCHi」で採用されたようなニューラル音声が採用されればかなり違和感が減ると思いますので、数年でガラッと変わるかもしれません。

VICS情報・スマートループの扱いの違い

VICS案内の豊富さはパイオニア・ただ口下手な彩速も捨てがたい

VICS案内ではパイオニアは10km以上先の情報まで読み込み案内を行います。
ただ、キロ数で言われてもそこがどこなのかわかりづらく渋滞キーをタッチしないと場所がわかりません。
音声案内もデータが豊富で渋滞では「およそ◯km先、◯kmの渋滞が発生しています。通過に◯分ほどかかります。」規制では「工事のため、◯キロ規制です。」などと詳しく案内します。

彩速ナビはおおむね前方1kmでルート設定の有無にかかわらず(ルート設定がない場合は右左折せず同じ道路を走行するものとして前方1km)案内します。
パイオニアでいう渋滞キーというものが存在せず、ルート上の規制や渋滞を一気に表示することはできません。
音声案内は規制に関しては「およそ1km先、車線規制です。(左にお寄りください。)」という車線規制案内のみ音声案内を行います。
一方、渋滞案内では一芸あり渋滞の先頭が交差点の場合、「およそ1km先、『交差点名』を先頭に◯m渋滞しています。」などと渋滞の先頭になっている交差点名を読み上げます。
このため、よく通る道や知っている土地であれば渋滞案内に関してはケンウッドのほうが場所の想像がつきやすいと思います。
もっとも渋滞の1km手前まで来て案内されても回避には手遅れ感があると思いますが。

彩速も捨てがたいとしたのは、慣れた市内の走行などでルート設定していなくても渋滞を案内してくれる点と交差点名を読み上げる点の2点からです。

スマートループの利用料金について

カロッツェリアのナビではナビに機能が搭載されておりインターネットに接続されてさえいれば無料で利用できます。

彩速ナビでは「テザリング(モデルによってBluetoothまたはWi-Fi)でKENWOOD MapFan Club(地図更新のサブスク・3960円/年)連携」または、「スマートフォンをBluetooth接続した上でKENWOOD Drive Info.に課金(10日200円・320円~180日1200円・1900円)」が必要です。

ただ、最近ではFM-VICS自体もスマートループの情報を一部内包していますし、地図更新をする方でしたら地図更新期間の発売から5年程度は実質無料と言えると思います。
おまけに地図更新のサブスクはカロッツェリアHDモデルの半額程度なので入りっぱなしでもいいかなと。

AV機能について

AV機能ではテレビの機能以外はおおむね彩速ナビのほうが優れています。

テレビ機能

まずは唯一パイオニアナビが優れていると思うテレビ機能から。

受信感度などは割愛します。同じフィルムアンテナを使った場合、それぞれのチューナーによる差異は感じられないかなと思います。

テレビ機能でパイオニアが優れていると思う理由は「4チューナーの使い方」「ワンセグ・フルセグ切り替えのうまさ」「データ放送対応」の3点です。
あと個人的にはアンテナレベル表示の細かさもあるのですが、これはおいておきます。

ひとつづつ見ていきます。

4チューナーの使い方

彩速ナビでもパイオニアナビでも4チューナー×4ダイバーシティのいわゆる4×4チューナーを搭載しています。
では何が違うかというとパイオニアナビでは電波状況が良いときに2チューナーを別チャンネルに当てることができる点です。

ニ番組を同時に視聴できるわけではないのですが、より状態の良い中継局をサーチしており安定して視聴できる別の中継局を見つけた場合は切り替えをしてくれます。
また、視聴中以外のチャンネルの番組表やロゴを取得してくれています。一つのチャンネルを見続けていたとしても全チャンネルの番組表や局ロゴがそろいます。
彩速ナビでは番組表を開いても視聴中のチャンネルや最近選局したチャンネルのみしか番組表の表示ができないため結構大きなメリットになるかと思います。

ワンセグ・フルセグの切り替えのうまさ

彩速ナビと比べパイオニアナビ(楽ナビ)はワンセグ→フルセグの切り替えがかなり違和感なくシームレスに行えています。

データ放送対応

彩速ナビではデータ放送に対応したモデルはありませんが、パイオニアナビのうちサイバーナビではデータ放送に対応しています。
双方向通信には対応していませんが、地域のNHKに合わせると天気やニュースが取得できるので便利です。

一方、彩速ナビにはニ画面表示にしたときでも字幕表示できるというアドバンテージがありましたが、最新モデルではオミットされているようです。

音質調整のしやすさ

あまりこだわっているタイプではないのですが、だからこその視点で書いてみます。

まずイコライザーは全モデル13バンドですが、彩速ナビではソースごとにイコライザープリセットが指定できます。
テレビは声を聞こえやすく、音楽は迫力があるように聞こえるなどソースによる使い分けができます。

車速パルスにあわせて音を調整する機能は楽ナビには非搭載です。
サイバーナビには音量を調整する「車速連動型リアルタイムASL」が搭載、彩速ナビには音質(イコライザー)を微調整する「Drive Equalizer +」を搭載しています。
ロードノイズの多い軽自動車で使っていましたが、Drive Equalizer +を適切な値にしていると路面状況のよくない高速道路でも聞きやすい音になっていたと思います。

圧縮音源の補完機能はサイバーナビでは「マスターサウンドリバイブ」、楽ナビでは「アドバンスド・サウンドレトリバー」、彩速ナビでは「K2テクノロジー」がそれぞれ搭載されています。
こちらは好みなどもありますのでサラッと流しますが、個人的にはK2テクノロジーの音が一番好きかなと思います。
また、彩速ナビのみK2テクノロジーをAV画面からワンタッチでオンオフできます。

ソースごとの音量調整(ソースレベルアジャスター)は全モデルで搭載されていますが、彩速ナビではどのソースにしていても全ソースの値を操作することができます。
これが結構便利でおおまかな値は決まっていると思うので一括で打ち込んであとで微調整が可能になります。
一方、パイオニアナビではソースを切り替える→設定画面に入る→ソースレベルを調整するを繰り返す必要があります。

大きな機能の差としては彩速ナビのみに搭載されている「パッセンジャースリープ機能」(Pスリープ)があります。
こちらは運転席のみに狙いを定めて他の席で聞こえづらいように調整してくれます。
AV画面からワンタップで発動してくれるので横で寝ている人がいるときなど便利かと思います。

対応フォーマット・対応コーデック

最新モデルだと以下の通りです。
彩速ナビのほうが優れています。

USB・SD音楽コーデック

彩速ナビ 楽ナビ サイバーナビ
MP3
WMA
WAVE
AAC
FLAC
Vorbis(OGG)
DSD
MQA
ALAC

Bluetoothコーデック

彩速ナビ 楽ナビ サイバーナビ
SBC
AAC 最新モデルのみ対応
LDAC 最近の上位モデルのみ対応
APT-X 昔の上位モデルのみ対応

チャンネルプリセット

テレビのチャンネルプリセットはどちらも変わりませんが、ラジオのプリセットでは彩速ナビのほうが多く表示されることが多いように思います。
現在地で放送されているラジオ局の他に周辺エリアのラジオ局やコミュニティFMなども表示されます。

同じ地点でFM・AMそれぞれ表示してみました。
入るかどうかは別としてプリセットは彩速ナビのほうが多く表示されています。

AV再生画面

身も蓋もないことをいいますが、彩速ナビのほうがオシャレです。
種類もいくつかラインナップされています。

これはフラッグシップであるHDモデルの表示(パイオニアでいうサイバーナビ相当)ですが、基本的に3画面から選択でき下位モデルでもスペアナもどきなどの表示ができます。

こちらは最近の楽ナビ。ザ・シンプルと言った感じ。

結論

「音声合成が気にならない」「地図更新の終了時期に不満がない」「サブスク地図更新に加入するかスマートループ有料が許容できる」「AVを中心にナビはたまに使う程度」「操作感が独特でもいい」なら彩速を買え。