auショップで修理をやんわり断られたので郵送で修理に出した

メインで使っているau版のGalaxy S21の有機ELにドット欠けが起こったので修理に出してみることにしました。

症状

画面の上部にドット欠けというか常時点灯しないピクセルが1mmもないくらいですが存在しました。
ケースを付けて丁寧に扱っていたので画面が割れているわけでもなく初期フィルムに多少擦り傷がついているくらいだったのでメーカー保証が効けば修理を頼もうと思いました。

auショップに持っていってみた

画面の症状は端末補償サービスの利用しかないような感じの案内をされました。
預かり修理についてもデータの移行やらなんやらと理由をつけてあまり受付をしたくないような雰囲気です。
端末補償サービスはつけてなかったですし、そもそも修理ができるような故障だとしても5500円取られるっていうのは癪に障ります。

メーカー保証について尋ねても「それはサムスンのメーカー窓口に聞いてみないとわからない」とのこと。
ちなみにこれは全くの間違いで、あくまで販売しているのはKDDIなのでサムスンにお電話しても突っぱねられます。
キャリアのロゴが入っているAndroid端末はキャリア経由でしかサポートを受けられないのです。

というわけでお持ち帰り。

故障紛失サポートセンターに電話

本来は故障紛失サポートを申請するための電話番号なのですが、預かり修理の申込みもできます。
こちらを利用することでショップを経由せずに修理に出すことができます。

案内音声に従って購入情報のある電話番号を入力してオペレーターに繋いでもらいます。
案内を聞いたり後ほど送られてくる書類を見たりしている限りではpovoに移行する、移動機で購入するなどauの契約がなくても対応してもらえる感じです。
IMEIを伝える必要があるのかな？とは思います。

オペレーターと繋がる前に電話番号と契約時に決めた暗証番号をプッシュボタンで入力してくださいと案内がありました。
購入履歴がオペレーターのほうに上がるようで機種名は向こうから聞かれるのみでした。
キットの発送先住所の確認、症状の簡単な説明をするだけです。
オペレーター待ちもほとんどなく10分もあれば電話を終えることができます。

auの契約があると郵送での修理でも代替機を借りることができるようですので、代替機の貸出も一緒にお願いしました。

今現在ではau IDと端末のIMEIがあればauやUQの契約の有無にかかわらず、Webからも預かり修理の依頼ができます。
以降の流れは同じような流れになると思われます。
修理にかかる費用も申込時に選択でき、0円でのみ修理開始などが選択できます。

レターパックで返送

日曜日の19時半すぎに電話をして火曜日の午前中には返送用キットと代替機が簡易書留で届きました。
レターパックライトで修理品をKDDIのセンターまで送るようです。

書類に目を通して簡単な症状を同梱されているシートに書き込みます。

代替機はAQUOS R5Gでした。
裏面に代替機ということがわかるシールが貼られており、やたら引っかき傷があるのが印象的でした。
SIMロックは解除されておらず他のキャリアでは使えないようです。
14日間以内に返送をすれば良いようなので、修理を急がなければ修理機から代替機へデータを移す期間は十分にあります。

サブ端末に一部データを移していた上にクラウドにだいたいのデータは保存してあるので、写真データだけコピーしてその日の夕方にレターパックを投函しました。

追跡データを見るとセンターに翌日（水曜日）のお昼前には到着していたようです。

中1日で修理完了

見積もりまで1週間くらいかかるのかなと連絡を待っていましたが日曜日朝、電話もなく突然宅急便でスマホが返ってきました。
修理にかかる費用が5500円以下だった場合は確認なしで修理が進められます。
ディスプレイや基盤交換になると5500円は軽く超えるので実質保証が効かない場合のみ電話がかかってくることになります。

報告書によると修理完了日が金曜日になっていましたので、到着の翌々日には修理完了したことになります。
電源を入れるだけでわかる明確な不具合だったのですぐに修理に入れたのだと思います。
ソフトウェア不具合など切り分けが面倒な不具合だと時間がかかったと思います。

代替機の返却

あとは代替機をリセットして返却すれば完了です。
修理品を送るときと同じようなレターパックライトの返送キットが入っていますので、添付票と代替機本体を入れてポストに投函するだけでOKです。
修理品受け取りから14日間の猶予がありますので、余裕をみて1週間程度でデータの移行を済ませ投函をすればいいと思います。

サムスンから修理のおまけが

返送された端末と一緒にサムスンから内容はSIMピン、画面フィルム、問い合わせ質問集のおまけが入っていました。

有機ELユニットと一緒に端末自体のフロントパネルも交換されているようです。
いわゆる初期フィルムもついていましたので、しばらくはこのフィルムを使うことにします。
ガラスフィルムも買っていたので傷がつきだしたら交換しようかなと思います。
あと電源ボタンと音量ボタンもなぜか交換されていました。

初期フィルムとは別に付属していたフィルムはTPUの光沢タイプでヒドロゲルフィルムなどと同じように真ん中を先に貼って位置決めをしてから貼るタイプのものでした。
ちゃんとクリーニングクロスと貼り付け用の厚紙コテもついており、試供品にしてはかなり充実したフィルムだと思います。
Galaxy Harajukuで貼ってもらえるフィルムと同等品なのかなと思います。

ショップ経由よりラクだった

ショップはお金がかかることなら丁寧に対応してもらえますが、その他の案件（修理とか）は露骨に受付を嫌がります。
KDDI直に申し込める電話修理受付はかなりいいと思います。

電話もコールセンターにしては珍しくすぐに繋がり10分ぐらいで済みますし、契約があれば代替機も使えます。
データの移行などは自分でやらないといけないですが、それは補償サービスの郵送でも同じことなので…。

唯一の難点はau契約がないと修理代金が代引きになって手数料がかかる点ですが、仕方ないといえば仕方ないです。
キットの送料は全額KDDI側が負担してくれているわけですし。
契約がある場合は翌月の料金と合わせて引き落としになります。