海外通販「GearBest」で個人輸入してみる。

海外通販「GearBest」で個人輸入してみる。

久しぶりに面白い商品を見つけたのでGEARBESTを使って輸入してみます。
個人的に日本Amazonを使って輸入もどき(マケプレの海外発送のもの)を買ったことはありますが、英語の取引は久しぶりで少し緊張しました…。

発送までのプロセスを書いてみましたのでのちのち参考になれば…。


今回購入したのは「iWork 10 Flagship」というタブレットです。
フラッシュセールで日本円換算18kまで落ちてたので思い切ってポチってみました。

プレオーダーに注意

フラッシュセールをするようなものにはないのですが、プレオーダーと言う先行販売(予約商品)があることがあります。
見た目に発送までのカレンダーが書いてありわかりやすいですので気づきましょう…。
写真の左上に「PRESALE」の文字があるかも見分けるポイントです。

発送方法を選ぶ

3種類の発送方法があり、それぞれ特徴があるのでおさえておきましょう。

Flat Rate Shipping

送料無料の発送方法。中国出荷なのに、ハンガリー経由で来るなどいろいろとわけのわからないことが起こります。
発送されてから10から25営業日。土日合わせた日数に直すと1ヶ月ちょっとが最大でしょうか。
安いから買っておくけどすぐには必要ない人向けです。

Standard Shipping

EMS扱いのようです。
重めのタブレットなんかを買うと追加価格が結構かかり、勿体無いな~と思うことも。
こちらは6~8営業日。発送されてから1週間半ぐらいを見ておけばいいと思います。

Expedited Shipping

特急便という意味らしいです。DHLやUPSで送られてくるようです。
僕みたいに田舎に住んでいると追加で30ドル(3500円程度)取られます。
DHLのホームページから30ドルかかるかはある程度確認できるようです。

Please click here to search for Remote Areas.をクリック 。

CountryはJAPAN、Postal Codeに郵便番号を入れます。
一番下は空欄にして右のOKボタンをクリック。

The location you have selected is not a remote area or is not a valid selection.
と表示されたら配送エリア内です。
The following are Remote Areas based on your choice of selection.
うんぬんと表示されてしまったら、配送エリア外です。+30ドル払うか別の配送方法に変えましょう。

実際に購入する

実際に商品を選んで発送方法を考えたら、いよいよ購入に入ります。
商品ページから色、個数、オプションを選んで「Add to Cart」(カートに追加)をします。
そして右上からカートを表示。
「Proceed to Checkout」がカートに進むです。
ここでアカウントを作れと出ますが、FaceBookかGoogleのアカウントでログインしてやればすぐに購入に進めます。

住所などを打ち込みますがあまり固く考えずに打ち込みましょう。
下の見本を見ながら自分に合わせて入れていけばいいと思います。
日本についてからの都道府県以下の住所は日本郵便さんが担当なので、日本人がわかるように打てばOKです。

下に進めて、発送方法の選択、合計金額の確認を行い、支払い方法を選択します。

支払い方法はどれがいいの?

3種類の支払い方法のうち「The safer, easier way to pay.」と「Pay by credit card via PayPal
」はPayPalを使用します。
PayPalアカウントを持っている方は「The safer, easier way to pay.」を。持ってない方は「Pay by credit card via PayPal
」を選択しましょう。
のちのちトラブルになった時PayPalのほうが絶対いいですので直接支払いはやめましょう。

メールの確認

注文後、メールを必ず確認してください。
まず、今回会員登録した場合は「Welcome to GearBest!」という会員登録ありがとうメール。
そして注文確認の「Order 番号 information of GearBest.com」というオーダー確認メール。
PayPalからの「Gearbest.comへのお支払いのご連絡」という支払い確認のメール。
PayPalからのメールはPayPalに登録したメールアドレスに来ます。

ホームページ上から確認する。

GearBestのサイトからも確認できます。こちらもメールと内容は大差ないですが、随時更新されていくのでたまに覗いてみてください。

本人確認が来るかも

初回購入時だかランダムな購入者だかには本人確認が入ります。
PayPal登録メールに「gearbest.com has resolved your ticket」といったメールが来たら、メール記載のURLを開いて下さい。

http://www.gearbest.com/about/verify-payment.htmlへのリンクが有る内容でしたら本人確認のお話です。

下に返信フォームがあればそこに、なければTicketページに書き込みます。
Question Typeは「Sent orders inquiries」の「Order tracking」に。
Order No.はマイページかメールから書き込み、Subjectに「Payment verification」と書いておきます。
記載内容は、

2)1234 **** **** 5678
3)PayPalの取引ID

という風に書き込みます。
2番のところにはPayPalで使用したクレジットカードの上4桁と下4桁を記入。
3番のところにはPayPalの取引ID(PayPalからのメールの右上に記載)を書き込みます。

添付ファイルには、本人確認証明書(日本のものでOK。自分は学生証を送りましたがOKでした。)の画像ファイルを添付します。写真付きのものでないといけないようです。

必須なのは、クリアな写真、有効期限、フルネーム、発行した団体の署名、住所の記載。
住所は請求先住所または発送先の住所と同一のもの。
誕生日と文書の番号はプライバシーのためかくしてOKとのこと。

ようやく発送

発送されるとメールが届き、マイオーダーのページが更新されます。
印象的なのは、ちゃんと発送したぞと言わんばかりの写真。フルHD画質で一人ひとりに送ってくれるみたいです。
追跡番号がありますが、追跡できるようになるのは数日~数週間後。
あとは届くのをゆーっくり待ちましょう。

到着までの期限は?

うちの場合は、以下のとおりでした。
春節など中国の大型連休などは出荷が停止するようです。

時間の流れをわかりやすくするため、時間まで記入していますが、日本時間、現地時間、世界標準時が入り乱れています。

  1. 注文、支払い(5/19 深夜)
  2. 本人確認のお願いメール(5/23 19:30)
  3. 本人確認の返信(5/23 深夜)
  4. 本人確認完了のお知らせ(5/24 10:00)
  5. 発送連絡(5/24 13:00)
  6. 中国から輸送開始(5/24 16:00)
  7. 深センのセンターに到着(5/24 19:00)
  8. 香港のセンターに到着(5/25 09:00)
  9. 航空会社に引き渡し(5/26 4:21)
  10. 香港を出発(5/26 5:22)
  11. ドバイのアール・マクトゥーム空港に到着(5/26 9:10)
  12. アール・マクトゥーム空港から出発(5/26 12:10)
  13. ドバイ国際空港に到着(5/26 13:00)
  14. ドバイ国際空港から出発(5/27 8:20)
  15. ポーランドのワルシャワ・ショパン空港に到着(5/27 12:30)
  16. 国際航空貨物としての輸送を終了(5/27 15:00)
  17. ポーランドのセンターに到着(6/1 12:00)
  18. ハンガリーポストへ引き渡し(6/7 8:00)←この時点で日本郵便のホームページの更新がはじまります。
  19. 川崎税関に到着(6/10 18:00)
  20. 通関手続き(6/11)
  21. 日本郵便(川崎東郵便局)に引き渡し(6/11 12:00)
  22. 配達担当郵便局に到着(6/12 15:00)
  23. 配達(6/13 14:30)

というわけで、注文から25日、発送から20日ピッタリで届きました。

追跡の話

追跡は、複数サイトにまたがります。
というのも、幾つもの業者を中継するためです。
今回のハンガリーポストの場合、ハンガリーポストのページには乗ってない詳細情報を中継業者から引っ張りだせます。

ONE WORLD Express

この業者はGEARBESTが中継に使う業者です。
ここのページにGEARBESTの追跡番号を入れてみてください。
中国国内の物流センターから空港まではこちらで情報が出せます。

国際航空貨物追跡

空港を出発してからは国際航空貨物として輸送されます。
「3桁-数桁」の番号がONE WORLD Expressの最終行に追加されます。(Other欄がHong Kong Airportなどとなっているはずです。)
こちらの番号をカーゴナビの「Rapid Track」欄に書くとさらに追跡ができます。
こちらは航空会社ごとに異なるので具体的な解説はできないのですが、翻訳を使いながらログを見てみてください。

関税のお話

今回購入したタブレットを含めガジェット類は基本的には関税はかかりません。
関税がかかる場合は日本郵便が立て替えをしてくれますので、配達時に支払いましょう。