SoftBankからMNP転出するには引き止めで大変だった

SoftBankからMNP転出するには引き止めで大変だった

エディオンでドコモのいい案件を見つけたので乗り換えようかと思ってしつこい引き止めにあった話です。

MNP予約番号がMy SoftBankから発行できない

まず最初のイライラポイントはエラーが出てどうもMNP予約番号の発行ができないようになっていたことです。
タブレットの回線とまとめて請求をしていたせいかなと思いますが真相はわかりません。
プラン自体はスマホデビュープランとデータ3GBプランになっており、データ容量が連動していることもなくプランひとつだけ外してもらえればいいんですけど…。
auだとまとめて請求にしていてもそのままpovoに回線を飛ばせたので面倒ですね。

つながらない窓口

MNP予約番号発行の窓口に電話をかけると、自動音声と音声認識で本人認証(誕生日や名前)を行いオペレーターに飛ばしてもらいます。
ゴールデンウィーク初日の土曜日ということもあったのか10分ぐらい保留音から動かずでした。
量販店の窓口で電話をかけたのでスピーカーにしても保留音が鳴っているかわからずビビリながらやってました。
これは端末のAQUOS sense5Gのせいです。
Google Pixelの保留を監視してくれる機能を使えばいい感じだったのかもしれません。

結局窓口につながるまで10分くらい待ちました。

端末購入履歴と購入予定の端末と販売店から引き止める

わざわざ大手キャリアを契約するのは欲しい端末があるときかキャッシュバックが多い時ぐらいです。
「ちなみに端末は同時購入されますか?」と聞かれたので「Galaxyを買います。」と答えたところこれを元にまた引き止めが発生しました。

Google Pixel 5aが回線紐付け端末になっているのも見られているのか、「Pixelシリーズはご不満でしたか?」とかも聞かれ、
「GalaxyはSoftBankでは取り扱いがないですが、今の時期だとPixel 7などが家電量販店さんでも割引になっていると思うのでそちらも見てみてください。」と案内されて締められました。

割引の残り期間と他社の通信障害で引き止める

本人認証のあと、オペレーターにつながるまでに自動音声で転出先のキャリアも聞かれています。
これだけだとどこのキャリアでもやっているアンケートなんですが、最悪なのがこのアンケートをもとに引き止めをしてきます。

先ほどの端末うんぬんの話のあと、オペレーターから突然「ドコモさんの先日のニュースはご存知ですか?」と言われました。
よくよく聞くとドコモのパケ詰まりのことで夏ごとの解消を目指すというニュースのことのようです。

転出理由のひとつとして1年おトク割が7月に切れるからっていうのもあったんですが、それと絡めて「7月末まではお得な料金で使えるのでそのまま使いませんか?」という提案でした。
ここまで来るとしつこいを通り越して呆れてしまいます。

ちなみにドコモに転出すると言うと「その後ahamoに変える予定はあるか?」(即ahamoをするか)ということまで聞かれます。

ここまで断ると、突然スンッとしたオペレーターからSMSで送りますよって言われて手続きが終わります。

21分で通話終了

通話は自動音声からオペレーター待ち、通話をあわせて21分超えでした。
あまりの引き止めの必死さに聞いていたドコモのお兄さんが苦笑いしていたのが印象的でした。

ドコモのお兄さんいわく「SoftBankから転出の場合だとSIMカードを処分すると別料金がかかることがあるかもしれないので、念のためSIMカードは保管しておいてほしい。」とのこと。
どこのキャリアからでも一律で案内しているのか、SoftBankからの受け入れで以前モメたことがあったんでしょうか…。

違約金はないが他社より高い解約月(実質的な違約金)

MNP転出の違約金や廃止されているのでありません。
ただ、各種割引が解約月は適用されないので満額支払うことになります。

ドコモの「みんなドコモ割」やauの「auスマートバリュー」「家族割プラス」などは基本的に解約月にも適用されます。
実際にはauスマートバリューは解約当月には適用されず、後日返金になる場合などありますが実質的には解約月にも適用と言えます。
そのため、同じようにしても他社より費用が数千円かさむ場合が多々あります。

電話番号を変えれないPayPay

SoftBankのPayPayクーポンを引き続き使うには紐付け回線の切り替えが必要になります。
PayPayに紐づけてあるYahoo! IDのスマートログイン設定をやりなおすこと、PayPayのSoftBank回線との紐付けを行うことの2点を行うだけなのですが…。

まずはYahoo! IDのスマートログイン設定のやり直し。
こちらは解約の翌日時点でYahoo!プレミアムが外れていたので指示通りスマートログイン設定をやり直すだけです。
SMS認証の電話番号をSoftBankのものに変更する必要もありませんでした。

PayPay側はまず電話番号をSoftBank回線のものに変更して連携設定が必要なのですが…。

謎のエラーで何度試しても変更できず。

メールフォームからメールを送り、返信を待ち返信に書かれている電話番号に電話してSMS認証(電話中に送られてくるワンタイムパスワードをオペレーターに伝える)が必要です。
電話自体は10分程度で窓口は24時間営業ですが、そこにたどり着くまでのフローがめんどくさいです。
ちなみにこのフォームもくせ者で、「SMSの受信ができる」を選択すると嘘でも「SMSの受信ができない」を選ぶ必要があります。

というわけで、電話2回(合計30分)とPayPayからのメール待ち(数時間)と割引とかめんどくさいことの調べ物(数時間)と数千円の費用をかければSoftBankから脱出できますよという話でした。